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ラズベリーパイとLCD-USB7XW/BとLCD-USB10XB-T (前編)

LCD-USB7XW/BとLCD-USB10XB-T かつて、アイ・オー・データ(I-O Data)社から発売されていたUSB接続の小型液晶モニター、「 LCD-USB7XW/B 」と「 LCD-USB10XB-T 」。 どちらも当時はWindowsとMacOS対応として発売された商品で、WindowsだとWindows 7用のドライバーが現在でもアイ・オー・データのサイトからダウンロード可能になっています。 参考までにLCD-USB7XW/BとLCD-USB10XB-Tの仕様です: LCD-USB7XW/B (7インチ、800x480) 2009/03 発売、 2010/09/01 生産終了 USB2.0、USBバスパワー、型番の最後のアルファベットはボディの色で「LCD-USB7X W 」は白色、「LCD-USB7X B 」は黒色 LCD-USB10XB-T (10.1インチ、1024x600) 2010/08 発売、 2012/10/31 生産終了 USB2.0、タッチパネル機能搭載、5V 1.0A ACアダプター付き ドライバー自動インストール機能付きのUSBモニター また、当時のWindowsで使う場合に限られますが、どちらの液晶モニターも、まだドライバーをインストールしていない状態のコンピュータに繋げた場合でも、モニターからWindows用のドライバーが勝手に自動インストールされてその後モニターとして使えるという仕組みになっていました。 これは、どちらの液晶モニターも、一つのUSB機器に複数の機器の機能が組み込まれた 複合デバイス (Composit Device) になっていて、繋げた時はUSBのモニターではなくUSBのCD-ROMドライブとして機能する様になっているそうです。 もしもWindows用のドライバーがインストールされていなければCD-ROMからドライバーが勝手に自動インストールされて、その次に、読み込まれたドライバーがUSBモニターとして機能する様に切り替えて、それで液晶モニターとして使えるそうです。 因みに、LCD-USB7XWに関しては、確か

ラズベリーパイ: シャットダウンボタンを1行で有効化

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ラズベリーパイ(RaspberryPi)用のDebian Linux「ラズビアン(Raspbian)」を使っていて気を付けないといけない事の一つとして: 『 電源を落とす前に必ずシャットダウンさせる 』 というのがあります。 忘れてはいけないシャットダウン 任天堂DSとかゲームボーイとかならまだしも (セーブ中でなければ)、最近ではほとんどのパソコンや家庭用ゲーム機だと、きちんとシャットダウンさせるステップを踏まないとエラーが出たり、最悪の場合は起動しなったりします。 Linuxだと特に記憶媒体の情報の更新をすぐには書き込まず、メモリ上に一時的にキャッシュ保存して、同じ情報が短期間でコロコロ変わる場合は記憶媒体の情報を何度も書き換えるのではなく一時保存されているメモリの情報を書き換える事で処理を早くしています。 なので、突然電源が落ちるとメモリにキャッシュされていた情報は書き込まれずに消えてしまい 高い確率で 問題が発生するようです。 特にラズベリーパイの場合はOSが書き込みスピードが比較的遅いSDカード上に保存されているのでメモリ上で一時的にキャッシュをしないと処理スピードにかなり影響があると思えます。 (※RAMディスクを設定して、SDカードは読み取り専用として使う事も出来ますがそれはそれで使い方が限られるので。。 例:組み込み用システムなど) ラズビアンも含むLinuxの場合、デスクトップの メニューからシャットダウン を選ぶか、コンソールから「 shutdown -h now 」 などのコマンド をroot権限で送る必要があります。 で、ラズベリーパイ上で動くラズビアンの場合は自動的に電源が落ちないので、ボード上の緑色LEDの点滅が終って 赤色LEDだけが点灯している状態になるまで待って から手動で電源を切らないといけません。 常時、モニターとキーボード、マウスを繋げて、デスクトップコンピュータとしてラズビアンを使っている場合は比較的簡単に上記のシャットダウンのステップを踏めるのですが、モニターやキーボードを繋げずに使っている場合は、シャットダウンさせるのにネットワーク越しでログインしたり、モニターとキーボード